オリジナルグッズや同人グッズの中にはPVCを使ったキーホルダーがあります。
PVCのキーホルダーは他のキーホルダーと何が違うのでしょうか。
また、そもそもPVCとはどんな特性をもつ素材なのでしょうか。
PVCは普段聞きなれない分、イメージしにくい素材ですよね。
そこで、ここではPVCとはどんな素材なのか、またPVCのキーホルダーにどんなメリットがあるのかということを解説していきます。
目次
PVCとは何か
PVCはどんな特性がある素材なのでしょうか。
まずPVCの特性や用途について紹介します。
PVC(ポリ塩化ビニル)の特徴とは
PVCは「ポリ塩化ビニル(PolyVinyl Chloride)」と呼ばれるプラスチック(合成樹脂)の一つです。
PVCには、燃えにくい・水の比重1に対しPVCの比重は1.4なので水の中に入れると沈む・表面に光沢や艶があるので印刷適性が良い・添加剤を加えることで硬くしたり柔らかくしたり、透明にしたり不透明にしたりできるという特徴があります。
PVCは可塑剤という物質を加えると柔らかくなるので、固さを自由に変えられる所が利点とされています。
PVCはどのようなものに使われているか
PVCは加工性に優れていることから、五大汎用樹脂の中の一つとして、広く使用されています。
例えば、PVCは上下水道管やテント・ビニールハウスに使われています。
水道管に使われているPVCは硬い素材でできており不透明ですが、テントやビニールハウスに使われているPVCは柔らかく透明です。
このように同じPVCでも硬さや透明さを変えて、私たちの身近にある色々なものに使用されています。
PVCをキーホルダーに使用するメリット
では、PVCをキーホルダーにするメリットにはどのようなことが挙げられるのでしょうか。
ここではPVCキーホルダーのメリットを紹介します。
アクリルキーホルダーより安価に製作できる
実際にモノプロランドのアクリルキーホルダーとPVCキーホルダーの価格を比べてみましょう。
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PVCはアクリル板よりも値段が安い素材です。
PVCキーホルダーはアクリルキーホルダーよりも材料費を安くすることができるため、安価で製作できるようになっています。
透明の生地なのでデザインの遊びに幅がある
PVCは透明な生地なので、透明度を生かしたデザインのキーホルダーを作ることができます。
アクリルキーホルダーも透明なキーホルダーですが、貼り合わせでキーホルダーを作った際、PVCはアクリルに比べると透明度を維持することができます。
また、貼り合わせでキーホルダーを作っているので、印刷されたイラストが剥がれてしまう心配もありません。
PVCキーホルダーは壊れにくい
アクリルキーホルダーのように硬い素材で出来ているものは、落としたりぶつけてしまうと壊れてしまいます。
PVCキーホルダーは柔らかいPVC素材を使っているため、落としたりぶつけたりしても壊れにくい特徴があります。
おおげさかもしれませんが、壊れにくさで言えばダイヤモンドよりPVCキーホルダーの方が上です。
傷がつきにくい
PVCキーホルダーは壊れにくいだけでなく、傷自体もつきにくい特徴があります。
壊れにくくて傷もつきにくいキーホルダーということで、「お気に入りのキーホルダーを長く使える!」と買った人が喜ぶこと間違いないでしょう。
キャラをぷにぷに出来る
PVCキーホルダーはずっと触っていたいと思う程の手触りの良さが特徴で、ぷにぷにできるくらいのちょうど良い弾力がウリです。
硬い素材のキーホルダーと異なり、キャラクターをぷにぷに触ることができるので、よりキャラへの愛着も湧きます。
柔らかくても安っぽさを感じない、ほど良い厚みがある
安価で製作できる柔らかいキーホルダーだと「ペラペラで安っぽいもの」をイメージしがちです。
しかし、PVCキーホルダーは柔らかいながらもしっかりしたほどよい厚みがあるので、安っぽさを微塵も感じさせません。
水に強く、どんな時でも使える
PVCキーホルダーは水に強いという特性もあります。
水に触れてもイラストが色落ちしてしまうことがないので、プールサイドや雨の日でも問題なく使用することができます。
柔らかいのでキーホルダー以外にも活用できる
PVCキーホルダーは柔らかいので、キーホルダーというだけなく様々な使い方ができます。
例えば、タオルをひっかけられるようにしたタオルホルダーやイヤホンをひっかけられる部分をつけたイヤホンホルダとして兼用できるキーホルダーがあります。
また、コースターにもなるPVCキーホルダーもあります。
こちらはモノプロランドで取り扱っています。
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このようにPVCキーホルダーは「柔らかさ」を活かすことができるので、キーホルダーとしてだでなく色々なものに使うことができます。
PVCをキーホルダーに使用するデメリット
では、PVCをキーホルダーにするデメリットにはどのようなことが挙げられるのでしょうか。
ここではPVCキーホルダーのデメリットを紹介します。
型が必ず必要なので小ロット対応ができない
PVCはアクリルと比べると材料費が安いので費用を抑えて製作することができます。
ただし、PVCをキーホルダーにするためには「型」が必要になります。
型を作成するコストが材料費とは別に発生してしまうため、小ロットで製作すると製作費が高くなってしまう傾向があります。
そのため、PVCキーホルダーは基本的に小ロットでの製作に向いていません。
しかし、モノプロランドではすでにPVCキーホルダーの製作に必要な型を幅広く用意していますので、初期費用がかからずに安価でPVCキーホルダーを作ることができます。
ダイカット(自由なカット)の製品には対応できない
上記で型が必要であることを説明したように、PVCキーホルダーはアクリルキーホルダーと異なり、ダイカットの製品に対応することができません。
そのため、オリジナルキャラの形やイラストの形に沿ったPVCキーホルダーを作ることは難しいです。
ただし、新規で型を製作すれば、キャラクターの形に沿ったダイカットキーホルダーを作成することはできます。
別途お見積もりいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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PVCキーホルダーは製作が簡単
上記で挙げてきたようにPVCをキーホルダーの素材として使用するメリットは多くあります。
これだけでも充分選ぶ価値はありますが、実際に製作する時にもPVCキーホルダーを選択するメリットがあります。
通常、アクリルキーホルダーを作る場合は、イラストだけでなくカットラインの入稿が必要になります。
ですが、PVCキーホルダーはイラストの入稿だけで、カットラインのパスを入れる必要がありません。
カットラインはデザインを切る時の余白の幅を指示するラインですが、慣れていない人からすると、このラインを入れるのが大変な作業になります。
しかし、PVCキーホルダーであればカットラインが必要ないので、簡単にデータ入稿を行うことができます。
モノプロランドでPVCキーホルダーを頼むメリット
モノプロランドのPVCキーホルダー製作では、他社にはない工夫を凝らしております。
まず、PVCキーホルダー専用の型を幅広く取り揃えているので型を製作する費用がかかりません。
PVCキーホルダーの基となる生地も豊富にご用意しておりますので、様々なデザインに対応することが出来ます。
また、国内の自社工場にはPVC専用の機械が揃っているため、高品質でクオリティの高いキーホルダーを製作をすることができます。
「初めてグッズを作る」「PVCキーホルダーの製作でわからないことがある」といった場合、モノプロランドではデータサポートも承っております。
初めてでも簡単にPVCキーホルダーが製作できるようになっておりますので、ぜひご活用ください。
まとめ
PVCとはプラスチックの一種ですが、加工次第によって硬くも柔らかくもなる素材です。
とても使い勝手が良い素材なので、PVCは色々なものに使われています。
PVCでキーホルダーを作るメリットには
①アクリルキーホルダーより安価に製作できる
②透明の生地なのでデザインの遊びに幅がある
③PVCキーホルダーは傷がつきにくく壊れにくい
④キャラをぷにぷに出来る
⑤柔らかいが、安っぽくならない程よい厚みがある
⑥水に強いのでどんな時でも使える
⑦柔らかいのでキーホルダー以外にも活用できる
というメリットがあります。
また、カットラインがいらないPVCキーホルダーはデータの入稿が楽なので、簡単に製作できるという製作面のメリットもあります。
モノプロランドでもPVCキーホルダーの製作を承っております。
モノプロランドではPVCキーホルダー製作に必要な型を豊富に揃えているので、安価に製作することができます。
また、国内の工場にはPVCキーホルダー専用の機械があるので品質にも自信を持って商品をご提供することができます。
製作が不安な方にはデータサポートも行なっておりますので、お気軽にご連絡ください。
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