ノベルティグッズとは、販売を促進する目的で配られる「企業やブランドの名前が入った品物」のこと。売り上げアップの効果が見込めることから、「自社でもノベルティグッズを製作したい」と考えている担当者の方もいるかと思います。
しかし、今までノベルティグッズを製作したことがない場合、どのように企画をすすめてグッズを形にすればいいのか分からないのではないでしょうか。
ここでは、ノベルティグッズを初めて製作する方向けに、企画のポイントを解説します。
また、ノベルティグッズを製作するときには、雑貨製造を請け負っている企業にグッズの生産を依頼することになるでしょう。
記事内では、おすすめの会社も紹介しております。
ノベルティグッズの企画のすすめ方
ノベルティグッズを配る目的を考える
目的を設定することでノベルティグッズを誰にどう配るか方向性が定まります。
目的を考えるときは、「販売促進効果を高めたい」「宣伝効果を狙う」など漠然としたものではなく、
・売上を〇〇%アップさせる
・認知度を〇〇%あげて、来店者数を〇〇人増やす
といった具体的な数値を用いて目的を設定しましょう。
上司とも交渉しやすくなります。
かけられる予算を考える
グッズを企画するときの人件費、生産にかかる費用、頒布にかかる費用などを算出します。
このとき、費用対効果の点からノベルティグッズの製作・頒布が実現的かどうかも検討します。
ノベルティグッズを配るターゲットを考える
ノベルティグッズの効果を得るためには、配るターゲットにあったものを製作しなくては手に取ってもらえないので効果が生まれません。
どんなものを製作するか考える前にターゲットを考えます。
ターゲットを決める際は、顧客の特徴を分析してできるだけ詳細に決めましょう。
例)アパレルショップの場合
●店舗に来るお客様
・20代が多い
・学生よりは社会人が多い
・オフィスでも着られるようなデザインのものを購入
●ノベルティグッズのターゲット
・23歳〜27歳の女性
・そのブランドのファン
・ショップでは仕事に着ていく服を買っている
・おしゃれに興味がある
このように来店するお客さんをもとに、細かくターゲットを設定することで、グッズのイメージも固めやすくなります。
ノベルティグッズの中身を決める
目的・予算・ターゲットが決まったら、どんなノベルティグッズを製作するかを決めます。
多くの人に手に取ってもらえるよう、ノベルティグッズを製作する際は、
●実用性があるもの
●ブランドや企業の独自性があるもの
を製作できるよう企画しましょう。
実用性が必要な理由
実用性が無いノベルティグッズは「いらないな」と思われてしまうため、手に取ってもらうことができません。
そのため、販売促進効果に繋げることができなくなってしまいます。
実用性が高いものであれば、便利でお得だと感じてもらえるので、よりターゲットを集めることができます。
独自性が必要な理由
ノベルティグッズはいわば店頭には売っていないアイテムです。
そこでしかもらえない・買えないものと印象つけることでレア感が増し、多くの人の手に取ってもらえます。
グッズの頒布方法やキャンペーン内容
ノベルティグッズの企画では、グッズの頒布方法やそれに伴うキャンペーン方法なども考えます。
どういった条件でノベルティグッズをプレゼントするのか、告知はどんな方法でおこなうのかなどを固めましょう。
ノベルティグッズを製作する会社を決める
ノベルティグッズの製作を請け負っているところも多く、費用やサービスを吟味しながら依頼する会社を決めます。
場合によっては、製造会社とノベルティグッズの内容を同時に決めることもあれば、製造会社に企画を依頼することもあります。
どんな製造会社に依頼するかによって、ノベルティグッズの品質がかわってくるので慎重に選びましょう。
ノベルティグッズを製作できる製造会社8選
ここでは、ノベルティグッズを製作できるOEMや製作会社をご紹介します。
依頼するときにご参考ください。
国内の自社工場での生産をおこなう【モノプロランド】
モノプロランドの特徴は、グッズの生産を全て国内の自社工場でおこなっていることです。
国内工場での生産だからこそ、高品質でリーズナブルなノベルティグッズを製作することができます。
また充実した設備が揃っているのも魅力の1つです。
UVインクジェットプリンタから溶剤系インクジェットプリンタ・ウェルダー・トムソン・
大型レーザープリンタまで全て揃っております。
雑貨製造に必要な機会を網羅しているところは他にはなかなかありません。
モノプロランドでは、完全オリジナル商品の製造だけでなく企画も承っていますので、作りたいノベルティグッズをそのまま形にすることができます。
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銀座に店を構える老舗製作会社【株式会社ノベルティランド】
銀座で31年、ノベルティグッズを製作している企業です。
株式会社ノベルティランドでは、ペンや付箋、ノートなど定番のノベルティグッズから、サンドペーパーウェイトやリキッドパズルなど他にはないようなグッズも製作しております。
【株式会社ノベルティランドをチェックする】
幅広いグッズが製作できる【velty】
「velty」はノベルティグッズを専門に扱う企業です。
生活用品から、食べ物、便利グッズまでおよそ1500以上のノベルティグッズを製作しています。
価格やターゲット、イメージや製作目的からぴったりのグッズを選ぶことができます。
【veltyをチェックする】
フルオリジナルのグッズ製作が可能【トランス】
「トランス」はフルオリジナルのグッズ製作ができる企業です。
国内外の1500社以上の工場と提携を結んでおり、その中から最適な工場へ製作を依頼し、注文者へ納品しています。
トランスでは、グッズの企画や店頭企画、運営、プロモーションなどもおこなっています。
【トランスをチェックする】
大手との取引が多い【ラブエンタ】
「ラブエンタ」は角川文庫やなどの大手企業との取引をしている企業です。
ノベルティグッズの製作だけでなく、コンサートグッズやイベントグッズなども製作しています。
また、ガチャガチャのレンタルサービスやインクジェットプリント出張サービスなどもおこなっています。
【ラブエンタをチェックする】
自費出版や個人のグッズ製作も手がける【株式会社緑陽社】
1980年の創業以来、35年以上にわたりグッズを製作してきた製作会社です。個人からの発注だけでなく、企業からの発注も受けているので、ノベルティグッズを製作することはできます。新商品を頻繁に出しているのも魅力です。
【株式会社緑陽社をチェックする】
ネット印刷の専門店【印刷通販@グラフィック】
「印刷通販@グラフィック」は、名詞やカード、パンフレットなどの印刷を専門におこなっている企業ですが、ノベルティグッズの制作もおこなっています。カレンダーやうちわ、ポケットティッシュなどを製作することが可能です。
【印刷通販@グラフィックをチェックする】
中国の工場と取引している【株式会社ポイントラグ】
「株式会社ポイントラグ」では、街頭配布やサンプリング、イベント支援などをおこなっていますが、その中の一環でノベルティグッズの製作をおこなっています。
製作している中国の生産工場と直接取引しているので、よりコストをおさえて製作することが可能です。
【株式会社ポイントラグをチェックする】
ノベルティグッズ企画後の流れ
グッズの企画が終われば、OEMがグッズの製作を開始します。発注した数ができれば、自社に納品されるので、内容を確認しましょう。
ノベルティグッズに問題がなければ、SNSや広告、店頭などでノベルティグッズのプレゼントキャンペーンを告知します。
このとき、できるだけ多くのターゲットに情報が届くようにしましょう。
告知が済んだらいよいよ当日です。あらかじめ決めたようにノベルティグッズを配布します。
まとめ
ノベルティグッズを企画する際は
●ノベルティグッズを配る目的
●かけられる予算
●ノベルティグッズを配るターゲット
●ノベルティグッズの中身
●ノベルティグッズの頒布方法
●ノベルティグッズを製作する製造会社
をしっかり決めて企画することが大切です。
このポイントをしっかりおさえて効果の高いノベルティグッズを製作しましょう。
珍しいノベルティグッズを作りたいならモノプロランドがおすすめ
創業60年以上の雑貨製造会社が運営する「モノプロランド」なら国内自社工場生産で安心品質、小ロット短納期の柔軟な製造で法人のお客様にご評価をいただいております。
ここにしかない珍しいグッズの新商品を自社企画で続々発売しておりますので、ぜひ当店のグッズもチェックしてみてください。
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