キーホルダーはオリジナルグッズの中でも有名なアイテムです。「キーホルダーを作ってみようかな」と思ったことがある人は多いのではないでしょうか。
しかし、そんな時迷ってしまうのがキーホルダーの作り方。どのように作っていくかなかなか決められず困ってしまったという経験はありませんか?
キーホルダーの作り方は大きく2つに分けることができます。
それは、「自分で作る方法」と「グッズ製作を請け負っている業者に製作を依頼する方法」です。はたしてどちらが良いのでしょうか。
そこで、今回はグッズ製作に詳しいプロの目線からどちらの方法で作るのが本当に良いか詳しく解説していこうと思います。
目次
キーホルダーを作る理由は様々
キーホルダーは王道と言えるオリジナルグッズです。同人グッズの鉄板アイテムともされており、同人活動の一環として製作されることが非常に多いです。
例えば、無料で作品を投稿できるSNSと連動したネットショップ「BOOTH」や通販・イベントブースで商品として販売するために製作する方もいれば、同人誌購入の特典ノベルティやイベントでの頒布プレゼントとして製作するという方もいると思います。
ほかにも、「即売会参加まではしなくともグッズを作って仲良しのフォロワーに配りたい」「友人にお土産として渡したい」といった理由からキーホルダーを作る方も見受けられます。
一方で「自分のカバンやポーチにつけたり、自分で楽しむためにキーホルダーを作る」といった場方も見受けられます。売られているもので好みのものがない、他にはないグッズが欲しいといった際に自分用にキーホルダーを作ることがあります。
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自分でキーホルダーを作る方法のメリット・デメリット
自分でキーホルダーを作る方法とは?
自分でキーホルダーを作る際は、キーホルダーに必要な材料や素材を全て自分で揃え、1から製作していきます。
使う材料や素材、作りたいキーホルダーの形状によって作り方は細かく分かれますが、プラ板を切り抜いて作る方法やレジンで固めて作る方法、写真を型に挟むだけで簡単にキーホルダーになる「ハメパチ」を活用した方法が代表的です。
自分でキーホルダーを作るメリット
自分でキーホルダーを作る方法のメリットは、自分好みの形や絵柄のキーホルダーが作れるということが挙げられます。他の人が持っていないようなキーホルダーを作ることができます。
自作経験者の中にはこんな意見も
自作のキーホルダーは自分用として気軽に楽しめるメリットがあります。しかし、自分でキーホルダーを作ったことのある方の中には以下のような意見もありました。
『キーホルダー自作したことあります。私は印刷が出来るプラ板と、100均の写真を入れられるキーホルダーにイラストを印刷したものを切って入れて作りました。感想としては、プラ板は水濡れや強度に問題があり、100均のものは小さいものしか作れない、形に選択肢が少ないなどかなと。気軽に自分用に遊び感覚で作るなら自作も楽しいですが、やはり強度があり色々な形に出来るなら業者がいいと思いました。』
『レジンで作ると、ノベルティの様に数を揃えるのが困難なため、イベントで無料配布するグッズはほぼ印刷屋さんにたのんでいます。』
『ハメパチなどはどうしても安っぽく見えてしまうので、キーホルダーは業者さんに頼むことがほとんどです。今は少部数から印刷を引き受けてくれるところも多く助かっています。』
自分でキーホルダーを作るデメリット
上記のように自分でキーホルダーを作ることに対し、批判的な意見もあります。
このように自分で作る方法にはメリットだけでなくデメリットも存在します。
自分で材料を揃える手間がある
例えば、ナスカンやボールチェーン、ストラップやハメパチなど、キーホルダー製作に必要な材料をあらかじめ買いそろえておく必要があります。
また、レジンを固めるための機材やプラ板など特殊なものも用意しなければなりません。他にも、マスキングテープやカラーペンなどが必要になることもあります。
複数のお店を回ってこれらすべての材料を全部揃えるとなると大変です。
お金と時間がかかる
キーホルダー作りに必要な材料を集めた結果、費用がかかりすぎてしまうということも考えられます。キーホルダー1つに対して製作費用が高くかかってしまうと商品として売った際、利益が出にくくなってしまいます。
また、自作でキーホルダーを作る時に1つ1つ手作業になってしまうので、1個あたりの製作時間も長くなってしまいます。意外と自作で数多くを揃えるのは難しいものです。
出来が安っぽくなってしまう
自分でキーホルダーを作る時に工夫を施さないと、安っぽい出来のキーホルダーになってしまうことがあります。しかし、作るのに慣れていないと、なかなか工夫を凝らすことは難しいです。
自作キーホルダーは自分用として楽しむのに向いている
自分でキーホルダーを作る方法は、自分用として楽しむためのキーホルダー作りに向いています。自分用として楽しむ分には費用や時間、クオリティなどを気にする事はありません。
しかし、商品としてキーホルダーを売ったり、ノベルティや特典としてキーホルダーを配る場合は、自分で作る方法はあまりおすすめ出来ません。商品やノベルティとして配る際、100個以上のキーホルダーが必要になる場合があります。ある程度の数が必要になりますが、手作業で100個以上も作るのは大変ですよね。
また、商品として売る場合はもちろんのこと、配る時にも一定のクオリティーを保つことが重要です。限られた素材でクオリティーの高いキーホルダーを作ること想像以上に難しく、複数作るとなると尚更ハードルはあがります。
このような理由から商品としてキーホルダーを売ったり、ノベルティや特典としてキーホルダーを配る時は、プロである業者に依頼して作成する方が良い場合が多いです。
業者にキーホルダー製作を依頼するメリットとデメリット
業者にキーホルダー製作を依頼する方法とは?
モノプロランドのようなオリジナルグッズやノベルティグッズの製作を請け負っている業者に依頼する方法です。
業者に依頼する時は、まず、製作したいキーホルダーの種類を選び、デザインのデータを業者に入稿します。入稿されたデータを元に業者がキーホルダーを作ってくれます。
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業者に依頼する3つのメリット
キーホルダー作りを業者に依頼する方法には3つのメリットがあります。
質の良いキーホルダーが製作できる
まず、メリットとしてあげられるのが質の良さです。キーホルダー製作用に使える機材や業務用の素材を使って製作することが可能ですので、高品質のキーホルダーを製作することができます。
一度に多くのキーホルダーを製作できる
業者に依頼すれば大ロットでも簡単に製作することができます。大量のキーホルダーを時間をかけずに製作できるのは大きなメリットではないでしょうか。
また、業者に依頼すれば予定通り製作してくれることがほとんどなので、自分で作ったときにありがちな「納期に間に合わない」ということも防ぐことができます。
小ロットも依頼できる
業者で製作できるのは大ロットだけではありません。最近は小ロットで作れる業者が増えてきたため、1個からキーホルダーを作ることもできます。
最近は依頼しやすいサービスを提供している
キーホルダー製作を業者に依頼するか自分で行うか迷っている方の中には、
「小ロットが製作できない商品もあるのでは?」
「小ロットで依頼すると単価が高くなってしまうのでは?」
と考えている方もいるのではないでしょうか。
確かに、商品によっては小ロットで製作できないものや、小ロットで依頼すると1個あたりの単価が高くなってしまうものもあります。
しかし、先述したように最近では1個からグッズを製作できる業者が増えています。業者によっては小ロットの依頼でも1個あたりの単価が高くならない業者もあるので、気軽にキーホルダー作りを依頼できるような環境が整っています。
業者に依頼する人が多い傾向にある
●数量にかかわらず手間や時間をかけずにキーホルダーを製作することができる
●業者の作るキーホルダーの素材は種類が豊富なので他にはないキーホルダー製作が可能
●高品質のキーホルダーが製作できる
このような理由から、最近では業者に依頼してキーホルダーを作る方が多くなっています。
業者に依頼して制作できるキーホルダーの種類
では、業者ではどんなキーホルダーを製作することができるのでしょうか。業者に依頼して製作できるキーホルダーの主な種類を説明します。
また、モノプロランドで実際に製作できるキーホルダーも紹介するのでぜひ気になる方はチェックしてみてください。
アクリルキーホルダー
アクリルキーホルダーはキーホルダーの中でも最も有名なキーホルダーではないでしょうか。
アクリルキーホルダーのメリット
アクリルキーホルダーのメリットには、自由な形のキーホルダーが小ロットで作れるということが挙げられます。アクリル素材は加工がしやすいので、決まった形にこだわらずキーホルダーを製作することができます。
例えば、モノプロランドでは以下のようなキーホルダーを製作できます。
こちらは「フリフリアクリルキーホルダー」という商品です。真ん中についているアクリルチャームがゆらゆら動くタイプの可愛いキーホルダーです。「フリフリアクリルキーホルダー」では、左のような丸型にくり抜いたタイプだけでなく、右側のようなームも入れられるタイプも製作できます。
モノプロランド【フリフリアクリルキーホルダー】をチェックする
アクリル素材はデザインに沿った型を抜き出しやすいのでフリフリアクリルキーホルダーのような自由な形のキーホルダーも製作することができます。
また、アクリル素材は透明なので透明感を生かせるデザインのキーホルダーを作れることもメリットして挙げられます。
例えば、以下の写真のようなキーホルダーです。
こちらはモノプロランドで製作することができる商品「8mm厚両面印刷アクリルキーホルダー」です。8mmなので厚みがあり存在感のあるキーホルダー になっています。また、8mmという厚さを感じさせないくらい透明感が際立つキーホルダー でもあります。
モノプロランド【8mm厚両面印刷アクリルキーホルダー】をチェックする
また、「台座付き5mmアクリルキーホルダー」という商品もモノプロランドではご用意しております。
こちらは台座がセットになったキーホルダーです。
キーホルダーの厚みは5mmになっています。「8mm厚両面印刷アクリルキーホルダー」同様、存在感があり、かつ透明感を生かしたキーホルダーになっています。
モノプロランド【台座付き5mmアクリルキーホルダー】をチェックする
アクリルは透明な素材なので、透明感を生かしつつ存在感のあるキーホルダーが製作できるのがアクリルキーホルダーの魅力です。
アクリルキーホルダーのデメリット
透明感を生かした自由な形のキーホルダーを小ロットで製作できるのがアクリルキーホルダーのメリットですが、以下のような意見もあります。
『アクリルキーホルダーに興味があります。ですが、金具が痛んだり、アクリルキーホルダーが割れてしまったり塗装が剥げてしまった経験があるので、作るならしっかりしたものがいいと思っています。』
この意見にもあるようにアクリルキーホルダーにもデメリットはあります。まず、割れてしまうこと。アクリルキーホルダーは落としたりぶつけたりすることで割れてしまう場合があります。
また、塗装が剥げやすいというデメリットも挙げられます。表面のデザインが擦れてしまうことで剥げてしまうことも起こります。
しかし、最近は表面にクリアコートを塗るサービスとして行う業者もあります。
クリアコートはアクリル板の表面を保護するもので、クリアコート加工すると表面がつるつるするだけでなく、印刷がハゲにくくなります。
また、加工方法を工夫している商品を選ぶのも手です。
例えばモノプロランドの「アクリルキーホルダー」の製作方法を紹介します。
こちらは一般的に知られているアクリルキーホルダーですが、デザインの印刷方法を工夫しています。
先にアクリル板の裏側にカラーのデザインを印刷します。その後、白版を印刷します。このようにすることでカラー部分のデザインがハゲにくくなり、長くデザインを楽しむことができます。
モノプロランド【アクリルキーホルダー】をチェックする
さらに、印刷面を2枚あわせて貼り合わせる「貼り合わせタイプのキーホルダー」を選ぶのもデメリットをケアする方法の1つです。
例えば、モノプロランドには以下のような商品があります。
こちらの商品は「貼り合わせアクリルキーホルダー」という商品です。アクリル素材を2枚貼り合わせているので印刷面を保護できるアクリルキーホルダーになっています。表面にインクが載らないため、滑らかな手触りが特徴です。
印刷面を2枚あわせて貼り合わせるキーホルダーといえど、両面にデザインが施せるので、表と裏で違ったデザインを楽しむこともできます。
モノプロランド【貼り合わせアクリルキーホルダー】をチェックする
PVC貼り合わせキーホルダー
PVCとはポリ塩化ビニルという素材を使用したキーホルダーです。手触りが柔らかく、好きなキャラクターをフニフニできるという特徴があります。
PVC貼り合わせキーホルダーのメリット
PVC貼り合わせキーホルダーのメリットには印刷剥がれがないというメリットが挙げられます。
透明なPVCシートに裏からデザインを印刷します。印刷ができたらPVCシートの裏に別のPVCシートを貼り合わせてキーホルダーの形にしていきます。印刷面が外に出ないため印刷剥がれの心配がありません。
次に、割れにくいというメリットがあります。キーホルダーの素材となっているPVC自体弾力性のあるやわらかい素材なので、ぶつけてしまった際に傷ついたり割れたりすることがありません。
透明感を生かしたキーホルダーが製作できるのもメリットの1つです。PVCの中には透明なPVCシートがあり、透明感を生かしたデザインのキーホルダーを作ることができます。
最後に安価で作れるというメリットがあります。他のキーホルダーに比べてPVC貼り合わせキーホルダーは材料のコストが低く、費用を抑えることができます。ノベルティや無料配布に向いているキーホルダーと言えます。
PVC貼り合わせキーホルダーのデメリット
傷つきにくく印刷が剥がれにくいPVC貼り合わせキーホルダーですが、デメリットもあります。
透明の2枚のPVCシートを貼り合わせるため、中に空気が入ってしまうというデメリットが挙げられます。空気が入ることで透明感が失われることがあるため、透明感にこだわりたい方にはPVC貼り合わせキーホルダーは不向きなキーホルダーとなっています。
また、PVC貼り合わせキーホルダーには、キーホルダーの形にするための「溶断金型」という型が必要なので、レーザーカットするアクリル製品と違って小ロットで自由形状を作るには不向きというデメリットもあります。
小ロットで製作する場合はすでに決まっている型からキーホルダーの形を選ぶので、キーホルダーの形の選択肢が限られてしまうこともデメリットとして挙げられます。
モノプロランドのPVCキーホルダー
モノプロランドではPVCキーホルダー製作に必要な溶断金型の種類を豊富に取り揃えています。お守りの形やクッキーの形、Tシャツや傘の形のモノなど珍しい型も取り揃えています。現在8種類の中からお好きな形をお選びいただけます。
また、型だけでなくデザインにもこだわっています。
モノプロランドでは、透明なPVCキーホルダーだけでなく、ラメ入り色付きPVCキーホルダーを製作することができます。色は5色からお選びいただけます。
モノプロランドのPVCキーホルダーはPVCキーホルダーの種類にかかわらず、PVC素材に裏からデザインを印刷し、PVCを貼り合わせています。そのため、デザインが剥がれにくく長持ちするように作られています。
デザインが長持ちすることから、以下のようなご意見もいただいております。
『キーホルダーは業者さんでアクキーとして作ってもらいました。ただ、印刷剥がれや折れて割れてしまう事があったので、モノプロさんのPVCキーホルダーはとても魅力的です。』
ぜひ、デザインが剥がれにくくて長持ちするキーホルダーや、独特の形のキーホルダーを製作されたい方はモノプロランドのPVCキーホルダーをチェックして見てください。
モノプロランド【オリジナルPVCクリアキーホルダー・チャーム 】をチェックする
モノプロランド【ラメPVCクリアキーホルダー】をチェックする
キーホルダーを製作する際は「差別化」が重要
1個から手軽にグッズ製作が依頼できる業者やスマホで簡単に入稿できる業者が増えたことで、最近は業者にグッズ製作を依頼しやすくなっています。
その反面、どんな人でも一定の品質でグッズ製作ができるようになっています。手に取ってもらうには、他の作家さんとの差別化を図ることが重要です。
デザインを生かせる素材や厚みに変化をつけてみるといった工夫を行い、レベルの高いグッズを作ることがポイントです。
モノプロランドでは様々なグッズ製作を承っております。作家さんのデザインを生かせるような質の高いグッズつくりを応援しております。
まとめ
キーホルダー製作で悩んでしまいがちな作り方。
もし、自宅用や自分で楽しむためのものを製作するなら自作が良いでしょう。
しかし、安定した品質のものを製作する、同じ品質のキーホルダーを大量に作るといった場合は業者に依頼するのがおすすめです。
業者では様々な種類のキーホルダーを製作できます。
モノプロランドでも今回紹介したアクリルキーホルダーやPVCキーホルダー以外にも様々なキーホルダーをご用意しております。
ぜひ、キーホルダー製作を依頼したいという方はモノプロランドまでご連絡ください。
オリジナルグッズ・ノベルティ・記念品のモノプロランド
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