企業の創立周年やそれに伴う記念パーティー、あるいは学校の卒業式といった社会的な節目の行事では記念品を送るのが恒例です。
しかし、いざ記念品の内容を決めるとなると、「どんな物を送ろう」「何が記念品として喜ばれるのだろう」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
記念品といっても渡す機会や場所、相手によってどんなものがふさわしいかは変わってきます。
例えば、学校が用意する記念品には進学や就職で使用できる辞書やボールペンが多いですが、企業の創立記念や節目に渡す記念品では、グラスやレターオープナーなど仕事で使える物が多いです。
記念品は時と場合によって様々なバリエーションがあるものです。ただ、どんな種類の記念品でも相手に贈るものです。せっかく贈るからにはもらって嬉しいと感じてもらえるような記念品を製作していきたいものです。
では、実際にどのような記念品がもらって嬉しいと感じるのでしょうか?今回もらって嬉しい記念品とは何か、詳しく見ていきます。
作成できるオリジナルグッズの一覧を見る
目次
使いにくい記念品とは?
送った相手に「もらって嬉しい」と感じてもらう記念品を製作するためには、まず迷惑な記念品やもらって嬉しくないような記念品を知る必要があります。まずは記念品の中でも喜ばれにくい記念品の特徴を紹介していきます。
使い道が限定されてしまうような物
喜ばれない、使いにくい記念品の1つに「使い道が限定されてしまうような物」というのがあります。
例えば、お酒が飲めない人にとってはワイングラスやワインといった記念品はもらっても嬉しくないものです。ワインは料理酒として使う機会があるかもしれませんが、お酒も飲めず、料理にもこだわりがない人だった場合、本当に処理に困ってしまうのが想像できるでしょう。ワイングラスも同様に、ワインが飲
めない人がもらってもほとんど使い道がありません。
ワインやワイングラスに限らず、使い道が限定されてしまう物は、もらっても迷惑と感じる方がいる可能性があります。
オリジナルの日用品グッズ見る
ターゲットが限定されすぎている記念品
記念品を渡す場合、その渡す相手がどのような層なのか、ある程度考える必要があります。しかし、ターゲットを限定しすぎている記念品も、逆に使いにくいと感じてしまう場合があります。
例えば、男女比が半々の会社が社員に配る記念品を作る際、高級でも女性向けの記念品にしてしまうと男性からは迷惑がられる可能性があります。記念品を送る場合は、ある程度ターゲットは絞りつつも、その配布の対処となる全員が喜んでもらえるような記念品を考えるのが必要になります。
持って帰るのが大変な物
多くの場合で記念品は、学校や会社、パーティー会場で配られることが多いです。そのため、もらった記念品を持ち帰ることを考える必要があります。カバンに入らないものだったり、極端に重いものだったりすると、受け取る側の負担になってしまう可能性があり、迷惑と感じてしまう人も多いです。
もらってうれしい記念品3つのポイント
喜ばれない、使いにくい記念品の特徴を踏まえると、どのような記念品が喜ばれるのかイメージできるようになるのではないでしょうか。
受け取った側がもらって嬉しいと感じるような記念品には3つのポイントがあります。
自分の好きなように使用できる物
記念品としてよく配られる物に時計やグラス、ハンカチ、ライターといったものがあります。しかし、これらは使い方が決まっている物や普段使う物は個人の趣味に左右されやすく、もらっても嬉しくないと感じる人が出てしまう可能性があります。
反対に自分の好きなように使用できるような記念品であれば、その人の趣味趣向や生活スタイルにあった使い方をしてもらえるので、もらう方は「使い勝手がいい」と感じやすくなります。
持ち運びが楽でかさばらないような物
記念品を持ち運ぶのに苦じゃないかどうかも重要なポイントです。記念品は多くの場合、会社やパーティー会場、式場で配られます。そのため、「持ち帰る」必要性があります。もらった記念品が重い物やかさばる物だと、受け取る側はどんなにいい記念品でも、その記念品に対してマイナスのイメージを持ってしまうことがあります。
価値を損なわないためにも、持ち運びが楽でかさばらないような記念品を選ぶことが大切です。
渡す側の気持ちが伝わるような物
いくら使いやすく、持ち運びが楽でかさばらないものを選んでも、そこに気持ちやメッセージが込められていなければ、ひどく事務的で味気ないものになってしまいます。
企業の創立周年であれば、取引先や社員に対する感謝の気持ちや「これからも会社をよろしくお願いします」という気持ち、学校の卒業式の記念品であれば門出を祝うような気持ちが伝わるような記念品であれば、記念品に対する愛着も湧き「もらってよかったな」と感じてもらえるようになります。
記念品を製作するときは、それに伴ったメッセージも込められるような物を製作すると良いでしょう。
オススメの記念品とは
もらって嬉しい記念品と逆にもらっても嬉しくない記念品の特徴を見てきましたが、具体的にはどのような記念品があるのでしょうか。
今回は「学校が贈るのにおすすめの記念品」と「企業が製作するのにおすすめの記念品」に分けて、具体例を紹介していきます。
学校が用意するのにおすすめの記念品
学校が卒業生や周年記念に製作する記念品の代表的な物にはボールペンなどがあります。単色ボールペンか複数の色があるボールペンかを選べたり、名入りのものを製作できるので、自由度も高く、実用的な記念品として人気です。
その他に、タオルも記念品としておすすめです。普通のタオルよりも質の高いタオルはなかなか買う機会も少ないので、もらったら嬉しいと感じてもらうことができるでしょう。また、使い方も幅広く、様々な場面で使用することが出来るので喜ばれる記念品になります。
オリジナルのステーショナリーグッズ見る
企業が用意するのにおすすめの記念品
企業が用意する記念品の場合、どの場面で渡すかによっておすすめの記念品が変わってきます。
社員に渡す記念品の場合は、オフィスや業務内で使用できる物がおすすめです。例えばレターオープナーはオフィスにあれば便利な物の1つです。
パーティーなどで渡す記念品は、自社のロゴや社名などが記載されている、オリジナルのクオカードやvisaカード、ギフトカードといったものが喜ばれる傾向にあります。また、自社のロゴがデザインされたお菓子などもおすすめです。
企業に人気のノベルティグッズを見る
まとめ
学校や企業では、周年記念やイベントなど社会的な節目では記念品を製作し、関係者に配ることが多いです。
どんな時にどんな相手に記念品を贈るかによって、喜ばれる記念品は違います。しかし、どんな場面でも記念品を贈る上で気をつけなければいけないのが、もらって嬉しくない記念品を送ってしまうことです。
もらって嬉しくない記念品には、使い道が限定されてしまう物や使う人が限定されがちになってしまう物、もらってから持って帰るのに大変な物などが挙げられます。
受け取る側が嬉しい、もらってよかったと思えるような記念品を製作するためには、使い道が自分で選べるものだったり、持ち運びが楽でかさばらないものがおすすめです。また、実用性や利便性だけを重視するのではなく、記念品を渡す相手に伝えたい気持ちやメッセージを込めたものだとより喜ばれます。
オリジナルグッズ・ノベルティ・記念品のモノプロランド