同人グッズの中でも不動の人気を誇っているのがアクリルキーホルダーではないでしょうか。
アクリルキーホルダーは初心者でも簡単に作れるため、初めて同人グッズを製作する人や初めて即売会やイベントでサークル参加する人にはぴったりの同人グッズです。
またアクリルキーホルダーは、同人グッズとしてだけでなく、企業やお店のノベルティグッズとしても製作されることが多いです。
製作単価を抑えることができるため、大量にノベルティグッズを作る際に好まれています。
今回は同人グッズや企業のノベルティグッズとして人気が高いアクリルキーホルダーの特性やデザインのアイデア、製作時の注意点について紹介していきます。
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目次
アクリルキーホルダーとは
アクリルキーホルダーはその名の通り、アクリル樹脂で作られたキーホルダーです。
ではどのようにしてアクリルキーホルダーは作られるのでしょうか。
まず、アクリル樹脂からできたアクリル板にキーホルダーのデザインを印刷していきます。
印刷の完了後、アクリル板からデザインが印刷された部分を切り離していきます。
アクリル樹脂には「熱を加えると切り離したり、変形させたりできる」という特徴があります。
そのため他の素材に比べて、簡単に加工することができます。
デザインが印刷された部分を切り離すことができたら、それにボールチェーンや金具を取り付けていきます。
こうしてアクリルキーホルダーは作られます。
アクリルキーホルダーの特性とは?
透明度が抜群である
アクリルキーホルダーの最大の特性は透明度です。
アクリル樹脂はプラスチック素材の中でも抜群の透明度を誇っているため、アクリルキーホルダーに加工した際も、その透明度が引き継がれています。
アクリルキーホルダーには、その透明度を利用して薄く透けるようなデザインを印刷することも可能です。
自由に加工できる
アクリルキーホルダーの素材であるアクリル樹脂はとても柔軟性に富んだ素材です。
そのため、アクリルキーホルダーはデザインの形にとらわれず、自由に製作できるという特性があります。
丸型や四角型というだけでなく、カーブや波線状にも切り離しができます。
自分好みのキーホルダーを製作できるでしょう。
割れにくいので安全に使える
アクリル樹脂はもともと水族館の水槽や飛行機の窓に使用されるくらい耐久性が高いという性質があります。
そのため、アクリル樹脂からできているアクリルキーホルダーも割れにくいので、お気に入りのデザインを長く安全に使ってもらえることができます。
アクリルキーホルダーのデザインアイデア
アクリルキーホルダーは基本的にデザインの自由度が高く、好きなデザインを印刷することができます。
しかし「デザインに迷っている」「デザインの案が浮かばない」という人向けにいくつかアクリルキーホルダーのアイデアを紹介します。
吊り下げを利用したデザイン
アクリルキーホルダーは基本的に、デザインの上部にボールチェーンや金具を通してキーホルダーにします。
これを生かしたデザインの1つに、キャラがつままれているようなデザインがあります。
市販のグッズにもこういったデザインのものは多く、非常に人気が高いです。
また、つままれているようなデザインの他にも、ぶら下がっているようなデザインやしがみついているようなデザインができるのもアクリルキーホルダーならではです。
透明さを利用したデザイン
アクリルキーホルダーは素材の性質の関係から透明度がとても高いです。
そのため、絵柄が重なっている部分や背景を半透明にしたデザインも可能です。
半透明にしてもきちんと透けるので、デザインの幅も広がるのではないでしょうか。
アクリルキーホルダーを製作する際の注意点とは
サイズを確認する
アクリルキーホルダーを製作する上で一番注意が必要なのが、サイズです。
自分のデザインと作ろうとしているアクリルキーホルダーのサイズがきちんと合うか、また文字は潰れないかという確認は欠かさずに行いましょう。
また同じタイプのアクリルキーホルダーでも、いくつか大きさのパターンがある場合もあります。
大きさによって製作費が変わる場合もあるので、自分が注文する大きさがあっているかどうかも確認しましょう。
カットラインを考慮する
カットラインとは、場合によってはデザイン自体を縁取ったラインを指す場合もありますが、ここではアクリルキーホルダーが仕上がった状態の形を縁取ったラインのことを指します。
アクリルキーホルダーを製作する際、仕上がりの形を縁取ったカットラインは欠かせません。
カットラインに基づいて切り離し、アクリルキーホルダーを製作していくためです。
デザインを描く際はこのカットラインの幅を考慮してサイズ内に全てが収まるようにしましょう。
裏面のデザインが表と会うようにする
アクリルキーホルダーのデザインによっては裏面に後ろ姿をデザインする場合もあるでしょう。
その際、表と裏のデザインの形が合わないと不自然な形のデザインになってしまうので注意が必要です。
画像データの解像度をチェックする
デザインをパソコンで制作する場合、解像度にも注意が必要です。
解像度が低すぎると画像が粗く出力されます。
一方、解像度が高すぎると出力しきれない場合もあるので、デザインや大きさに適切な解像度を選ぶようにしましょう。
キーチェーンの穴の位置を確認する
注意するのはデザインの部分だけではありません。
金具やボールチェーンをつける穴の位置も重要です。
場所によっては傾いてしまうこともあるので、デザインを依頼する前に確認するようにしましょう。
アクリルキーホルダーはどのくらいの費用で製作できるか
通常のアクリルキーホルダーの場合、1個あたり1000円〜1200円が相場になっています。
しかしこの金額は製作個数が1個の場合です。
アクリルキーホルダーは製作個数が増えていくにつれて1個あたりの単価が安くなっていきます。
500個製作する場合は、だいたい190円〜200円が相場になっています。
アクリルキーホルダーの製作費はアクリルキーホルダーのタイプやオプションによっても変動します。
例えばボールチェーンではなく、ナスカンを使う場合は金額がアップします。
また、厚みのあるアクリルキーホルダーや貼り合わせのアクリルキーホルダーの場合は、それだけで製作単価が高くなります。
他にも様々なタイプのアクリルキーホルダーが製作できます。
【アクリルキーホルダー(片面カラー)】はこちら
【8mm厚アクリルキーホルダー】はこちら
【8mm厚両面印刷アクリルキーホルダー】はこちら
【貼り合わせアクリルキーホルダー】はこちら
【ジョイントアクリルキーホルダー】はこちら
まとめ
アクリルキーホルダーは同人グッズやノベルティグッズの中でも、初心者でも簡単に作ることができるグッズです。
アクリル樹脂からできるアクリル板が素材なので、透明度が高く、耐久性があるのが特徴です。
また、自由に切り離しができることから、デザインの自由性にも富んでいます。
アクリルキーホルダーを製作する際は、サイズとカットラインに気をつけてデザインする必要があるので、特にグッズ製作初心者は注意するようにしましょう。
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